湯治の旅 1日目

秋田の玉川温泉に行くために、新幹線「こまち」に乗る。
東京発8:52、田沢湖着11:57。約3時間で秋田に到着する。
初めての東北、初めての「こまち」に乗るという事で、いつになくテンションが上がる。

旅行でここまでワクワクしてるのは何だか久々で、久々の早起きだったにも関わらず、電車内でも眠れない私。
(修学旅行生じゃあるまい…)でも楽しい。

仕事してる時は、のぞみで新大阪まで50回以上行ったけれど、
毎回乗った途端、爆睡してたなぁ。

大人っていいなぁ、自由っていいなぁ、
とにかく今回の旅行は楽しいものになりそうな予感がする。
初めて見る車窓を眺めながら、
行きたい時に、行きたい場所に、誰に気兼ねする事なく、好きな事が出来る、
人生って本当はこうあるべきで、こうしてよいんだよな~。
働いていると、本当に色んな枠にはめられている日常を感じる。

そして、一人っていいな、って思ってしまう。
これだから、婚期がどんどん遅れるのね。(って言い訳…)

仙台を過ぎて、一面田んぼな景色が広がる。
空の青と、稲の黄色がとても綺麗。
余計な色が何もなく、全て自然の色で成り立っている風景。
どんどん山奥に入り、緑が多くなる。天気も良く、緑が綺麗で、気持ちが良い。

田沢湖駅に到着する。
駅から、宿泊する「ぶなの森 玉川温泉 湯治館そよ風」までバスで1時間程。
1日2本の宿の無料送迎バスがある。(ちなみに電話で事前予約が必要)
私の他には、おじさんおばさんが4人で、意外と少ない。
みんな普通に元気そうだけど、癌なのかなぁと思う。

バスでどんどん山奥に入っていく。
宿の人に言わていたが、途中で圏外になる。
日常にとらわれないで、4日間は自分に集中しよう。

田沢湖、玉川ダムを過ぎ、新しくとても綺麗な宿に13時過ぎに到着。

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宿の人達が笑顔で迎えてくれる。
部屋まで案内してくれ、館内の説明を笑顔で丁寧にしてくれ、とても対応が良い。

部屋は、きちんと仕切られていて、意外と良く一安心する。
4人部屋には私を入れて3人の人が宿泊していた。

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ベットと、机、そしてクローゼットがある。
収納は、ベットの下の引き出し部分もある。

お昼を食べていなかったので、レストランへ行く。14時近かったのでお客さんはほとんどいなかった。
Bランチの「きのこうどん」¥600を注文。(Aランチは、更に丼物がついて¥1,000)

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味はまぁまぁでした。
レストランに入る風がとても気持ちよく、眠くなってくる…
ってここで眠ったら、気づいたら夜ってパターン間違いなし。

支払いは、部屋番号を言い、チェックアウト時にまとめて清算が出来る。
お腹も満たされ、部屋に戻る。

着いた時はいなかった向かいの人が部屋にいて、
「よろしくお願いします」と挨拶をする。
40代位の女性で、1週間滞在すると言う。

岩盤浴の場所って着替える所がないんですね」と聞くと、
「そうなのよ。裸の人とか平気でいるわよ。
見たくないのに」
と話していた。
裸かぁ。

興味津々で岩盤浴へ行く。

続く・・・