隠れ○○とはよくいったもの
隠れ肥満やら隠れ水虫など、さまざまな病気が実は隠れていたりする。
かくいう、私にも隠れていたものがひとつあった。
「隠れ貧血」でした。隠れていたというか、気付かなかったのだけど……。
健診を受けた後数日したら知らない番号からの着信が何日がつづいて、最初はスルーしていたのだけれど、あまりにもしつこいので電話に出てみると、
「通知をお送りする前にお電話でお伝えしたほうがよいと思って」と健診センターの人からの電話だった。
え?がんでも見つかった?と一瞬思ったけど、なんてことはない貧血だった。
「数値が基準値の半分以下になっているので、おそらく日常生活に支障がでていると思います」
と言われたけれど、全く平気です、と電話口では伝えて、電話を切った。
その瞬間、うそみたいに目の前が真っ白になってくらくらしてきたから、ほんと病いは気からとはよくいったものです。
すぐに近所の病院に行って鉄剤を処方してもらった。
思い返せば、そういえば疲れやすくて家に帰ってきても疲れがとれなくてすぐに横になったりしてたけど、てっきり年のせいだと思ってた。
恐るべし、隠れ貧血。
貧血はようはからだが酸欠になっている状態。
それが徐々に悪化しているから変化に気付けなかった。
恐るべし、隠れ貧血。
鉄剤をのんでだいぶ復活してきたけど、油断は禁物と思っていまだにサプリを飲んでいる。
あー恐るべし、隠れ貧血。